お知らせ内容  

実施年月日 2011年11月19日 
阪神地区研修会

「阪神地区研修会」開催
阪神地区研修会が11月19日(土)西宮市民会館・アミテイホールで開かれ、降りしきる雨のなか23名が参加されました。

講師は兵庫県立西宮病院外科部長の辻江正樹先生と関西労災病院の大城繭子皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCナース)のお二人で、辻江先生には「大腸がんの治療について」、大城先生には「ストーマケアについて」お話ししていただきました。
この中で、辻江先生は大腸がんの発生メカニズムや手術治療、二次予防などについてお話しされ、「定期的に検査を受けることが大切であり、気になることがあれば出来るだけ早い時期に検査を受けてください。」と呼びかけておられました。
また、大城WOCナースにはストーマ装具の種類や構造、皮膚保護剤、アクセサリーなどについて詳しく説明していただき、皮膚トラブル発生時における対処法を分かりやすくお話しいただきました。

講演の後、参加者から腹腔鏡手術、装具の装着方法、老後の不安などについて質問と相談が出され両先生から丁寧にお答えいただきました。
最後に、塩川副支部長から10月下旬から行っているアンケート調査について説明があり、オストメイトの生活実態、外出時や災害時、老後の不安、オストミー協会や行政に望むことなど70項目の質問からなるアンケート調査への協力をお願いしました。

阪神地区研修会 (西宮市民会館)



講師の辻江先生(右)と大城WOCナース