お知らせ内容  

実施年月日 2013年6月30日 
イレオストミー懇談会開く

 イレオストミー(回腸人工肛門保有者)に限った懇談会が6月30日(日)神戸市総合福祉センターで開かれました。
 イレオストミーは、大腸がんや潰瘍性大腸炎などで大腸を摘出してしまって小腸近くの回腸(右下腹部)にストーマを造設したもので、便が液状であることから同じストーマでも大腸を残したコロストミー(人工肛門)などとちがって特有の悩みを抱えています。

 懇談会には、会員・家族11名と世話役の幹事、講師の澤井智恵皮膚・排泄ケア認定看護師看護師(WOCN=神戸中央市民病院)らあわせて17名が参加し、まず澤井WOCNから「イレオストミーケアのコツ」についてスライドで解説していただきました。

 続いて参加者全員が自己紹介して近況を報告した後、疾患別に分かれてグループ懇談を行いました。この中では腸閉塞や腸脱出、皮膚トラブル、肛門の反発、体力低下、病気の進行などそれぞれの悩みや不安などが出され、澤井WOCNのほかサポート参加の山田佳枝(中央市民病院)、足立友美(川崎病院)両WOCNからアドバイスを受けていました。参加者は「イレオストミーだけの話だったのでよかった」と喜んでいました。

澤井WOCNによる基礎講座



右から澤井、足立、山田WOCN



グループ懇談