お知らせ内容  

実施年月日 2016年5月22日 
神戸・しあわせの村で入浴研修会

男女WOCNの付き添いで入浴
「ストーマの手術を受けてからお風呂に入れない、温泉も行けない」というオストメイトのための入浴研修会が、5月22日(日)神戸市北区の「しあわせの村」で開かれました。
 研修会には、あらかじめ申し込んだ会員・家族のほか初参加の会員外のご家族や講師の中山とし美(神戸医療センター)、當座康弘(市立伊丹病院)両皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)ら合わせて24名が参加。午前10時半から研修館第2研修室で中山WOCNから入浴の基礎知識や心得についてスライドで講義を受けたうえ、入浴についての不安や心配ごとなどを出し合い両看護師から助言、指導を受けました。 また支部からは「公衆浴場や温泉で一般客からの苦情により入浴を断られるケースが増えている。浴槽外で移動する時は装具が目立たないようタオルで覆うなど配慮してほしい」とのよびかけがありました。
 このあと、本館和室で昼食、懇談後、入浴希望の男女16名がジャングル温泉に入りました。男風呂には数少ない男性WOCNの當座さん、女風呂には中山WOCNが付き添って入浴。術後2年3ヵ月で初めて温泉に浸かれたという男性は「WOCNさんが一緒だったので安心して入れた。これからは温泉が楽しめる」と喜んでいました。



入浴研修会(神戸・しあわせの村)



基礎講義の中山とし美WOCN(右)と當座康弘WOCN