お知らせ内容  

実施年月日 2019年6月23日 
イレオストミー体験懇談会

家族の介護のために参加の会員さんも
イレオストミー(小腸人工肛門)を対象にした体験懇談会が6月23日(日)神戸市立総合福祉センターで開かれました。
 イレオストミーは、大腸がんや潰瘍性大腸炎などで大腸を摘出するなどして小腸末端の回腸(右下腹部)にストーマを造設したもので、便が液状であることから特有の悩みを抱えています。
 この日参加したのは、9名の会員・家族と助言・指導役の皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)の田中淳子さん(西宮渡辺病院)、森知佐子さん(明和病院)、それに池田友美さん(同病院)で、早速テーブルを囲んで自己紹介と近況を報告し合いました。
 この中では、腸閉塞、食事、漏れ、かゆみ、内視鏡検査、温存手術、就寝時の処理、ストーマ外来などの体験や心配ごとが話題になりました。奥様が最近イレオストミーになられた会員さん(コロストミー)は「イレのことを知って少しでも満足のゆく介護をしてやりたい」と参加の思いを話しておられました。



イレオストミー体験懇談会(神戸市総合福祉センター)



助言指導の田中淳子、池田友美、森知佐子WOCN(左から)



熱心に話し合う参加者