お知らせ内容

実施年月日 2018年5月27日 
第65回 定期総会

第65回定期総会を5月27日(日)、大阪府谷町福祉センターで開催しました。 進藤 勝久先生(JOA顧問医会代表・関西支部顧問医・近畿大学名誉教授)の挨拶を頂いた後、第1部の定期総会に移りました。全ての議案が賛成多数で承認されました。

今期より、
・支部名称が「関西支部」から「大阪府支部」へ。また
・支部長が則友啓司から、現役世代の青野仁彦に変わります。


第2部では、ご自身がオストメイトで医師でもある山本 悦秀先生(金沢大学名誉教授・城南歯科医院理事長・JOA東京支部幹事)に「元・医学部教授が進行癌から生還」〜医療者オストメイトとして目指すこと〜 と言うタイトルで講演して頂きました。

60歳で大腸がんを発症。以降、肝移転を含め3回の手術を受け現在10年2ヶ月経過。当初、仮設との説明で増設したストーマを5年生存を期に永久受容。もともとマラソン愛好家だった先生は、オストメイトになって以降も市民マラソンに329回完走されているそうです。医療者と、がん体験者・オストメイトとの橋渡し役として、積極的に講演活動をなされています。

先生の装具利用は、長期使用可能な7社のパウチを気分転換で交換されているとのこと。この経験から、
・交換時の注意深い手技が使用日数の長短に影響する。
・粘着部の皮膚の水分をよく拭き取って装具を貼る
・完全密着には1日ほどかかる
が言えるそうです。

第3部では、装具メーカー及び販売店による補装具の紹介がありました。併せて別室で展示紹介(8社)も行われ、たくさんの会員の方々が時間まで過ごされました。