お知らせ内容

実施年月日 201年11月17日 
地域懇談会(長浜)を開催

地域懇談会を11月17日(土)の午後1時30分から、長浜市の市民交流センター1階会議室で開催しました。
今回の地域懇談会では参加者同士がそれぞれの思いや悩みを話し、情報交換を行うなど自由に話し合うピアサポート形式で相談会を進めました。共通する悩みや相談事も多く、参加者全員が活発に発言していました。この地域相談会の参加者は、会員の方7名、ご家族3名、非会員とその他の方2名の合計12名で、手術後数ヶ月から20年以上のベテランまで様々でした。
 まず初めに、東北大震災を教訓として、大災害に備えたストーマ装具の自治体による備蓄に関する朝日新聞の記事を紹介、さらに個々人が災害に備えた持ち出し用装具を準備する事の重要性について共有しました。
その後参加者の自己紹介を行い、そして、参加者それぞれの悩みや種々の対策などについて意見交換が行われました。
○夏季に体を動かす仕事や運動により、ストーマ装具の持ち方が短く朝・夕に装具の貼り替えが必要になる。
○ウロストミーで汗かきなので、夏場は装具を張り替えた翌日には尿が染み出して来たりして、連日貼り換える必要がしばしば出て来る。
○イレオストミーもウロと同じように、排泄物は水分が多く短い期間で装具を張り替える必要がある。最近はサージカルテープで補強することにより多少長持ちしている。
○最近は薦められないようですが洗腸をしており、その際訓練は必要だが、現在は上記のような貼り替えの悩みは無い(コロストミー)。
○災害対策としての自助努力として、最低でも1ヶ月分は備蓄しておく必要がある。まだ備蓄していない人もありますが、出来るだけ早く備蓄しましょう。
○大浴場や温泉には行けない。外泊しても大浴場ではなく部屋の風呂を使う人が多い。20?四方くらいのシートが市販されており、パウチを折りたたむなどしてシートを貼れば大浴場にも行きやすい。あるいは入浴用に小さいパウチも市販されている。
 このように悩みを出し合って情報交換し、また理解をしてもらいやすい同憂の仲間に話
すことによって気持ちはほぐれ、前向きになれたようでした。
以上