お知らせ内容

実施年月日 2013年9月28日 
H25年度第3回目の地域相談会を大津市で開催

 本年度3回目の地域相談会を9月28日(土)の午後、大津市のピアザ淡海県民交流センター2階の205会議室にて開催しました。当日は会員8名、非会員3名にご家族2名の計13名の方に参加頂きました。
 講習会では、誠光会草津総合病院の皮膚・排泄ケア認定看護師であります平井詠子 先生に『夏の後のトラブル対策』と『非常時に備えて』という今まさに必要なテーマについて講演を頂きました。
 今年の夏は特別暑い日が続き、平均気温は西日本では1.2℃も高く、室内外の温度差や冷たい飲み物などの摂り過ぎ、また戸外では紫外線などによって皮膚トラブルや排泄の乱れも起こってきたのではないでしょうか。このような観点から「スキンケアをより優しく」行うための方策を具体的に詳しく教えて頂きました。また排泄の乱れ解消について食物繊維の種類(不溶性および水溶性食物繊維)や食材について具体的に教えて頂きました。
 また20年以内に50〜60%の確率で起こるとされる南海トラフ地震の可能性を考えて、準備しておくべきものや販売されている非常用袋の紹介も頂きました。この南海トラフ地震の被害予想は東日本大震災の何倍にも上るとの報道もあります。非常時の備えとして、ストーマ装具は勿論の事、水なしで使える洗浄剤、消臭剤、ストーマ携行カード等々、しっかりと準備しておく必要があります。
 質疑応答・相談会では補助的に市販のテープを貼っていることについて、温泉などお風呂に入る時の不安、潤滑剤・消臭剤の使い方、洗腸・自然排便の選択、運動とヘルニアなどについて相談や質問がありましたが、質問者が理解できるまで詳しく説明頂きました。
出席された方には非常に有益な地域相談会となりました。詳細な内容は支部会報誌11月号に掲載予定です。