お知らせ内容

実施年月日 2014年12月06日 
地域懇談会(体験談発表と体験交流会)を近江八幡市で開催

 近江八幡市の男女共同参画センター2階 研修室Cにて12月6日の午後、地域懇談会を開催しました。
この地域懇談会では、京都市から原 敬子さんをお招きして体験談を発表して頂きました。原さんは神経内分泌腫瘍(NET)と言う珍しい病気で、特に消化管NETは年に2.1人(全国)が発症すると考えられています。しかし更に癒着や狭窄などによってイレオストミーとコロストミーのダブルストーマを持っておられます。更にパウチがはずれたり、お腹の傷が開いたり痛みが強くなったり、大変な経験をされながら、ブーケ(若い女性のオストメイトの会)に勇気づけられたり、患者会(しまうまサークル@関西)の仮装大会で優勝されたり、自らブログを立ち上げて情報発信したり勇気づけてあげたり、兎に角前向きで積極的な考え方や行動には参加者全員(13名)が勇気づけられました。特定非営利活動法人『いっぷく』の皮膚・排泄ケア認定看護師の近野由美先生も質疑応答やアドバイスに加わって頂きました。
 体験談発表の後は参加者全員の自己紹介から始まって、近野先生を交えて体験交流会となりました。参加頂いた皆さんから日頃から気になる心配事、将来の体力の低下を踏まえた心配事など発言頂き、近野先生から分かりやすく説明頂きました。このような体験談交流会は同じストーマと言う共通点を持つことから、気持ちが分かりあえ、またお互い理解しやすいと言うことから、相互に打ち解け馴染むのも早いように感じました。