お知らせ内容

実施年月日 2015年09月05日 
昨年に続き滋賀県で2回目の「若いオストメイト交流会」を開催

 滋賀県では2回目となる、若いオストメイト同士の交流会を9月5日(土)の午後1時半から、草津市の市民交流プラザ(JR南草津駅前)5階 中会議室にて開催しました。この交流会では、日本オストミー協会の若い世代のグループである20/40フォーカスグループの運営メンバーであり、「ブーケ 若い女性オストメイトの会」の代表で、日本オストミー協会の業務執行理事をされている工藤裕美子さんに司会進行役を務めて頂きました。
 当日の参加者は17名で、最初に滋賀県支部の谷口支部長の挨拶から始まり、河村光子皮膚・排泄ケア認定看護師(滋賀医科大学医学部付属病院)による講演が行われました。講演では「オストメイトの災害対策」として、先の東日本大震災での現実を踏まえて、この大震災を教訓にどのような対応をすればよいのか、何が出来るのか、などオストメイトならではの災害時の備えについて、分かりやすく話して頂きました。更に避難所生活での装具交換についても、手技を含め具体的に説明頂きました。
 講演の後は、大阪市在住のオストメイトによる体験談の発表がありました。本当の診断名であるクローン病にたどり着くまで17年もの長い時間を要し、困った事、悩んだことも多く、大変なご苦労をされた結果、理解ある伴侶も得られ、苦労を乗り越えられた現在では前向きに生きている事などを発表されました。
 その後、1時間ほどのグループトークが行われました。2つのグループに分かれてと考えられていましたが自然と全員が集まって、様々な話題で盛り上がっていたようです。
 今回は金沢市からも出席され、さらに滋賀県は勿論、大阪市、豊中市、京都市、宝塚市、守口市、小牧市、奈良市、姫路市からも出席頂きました。これからは更に若い世代のオストメイトのご活躍は必須と思われます。来年度も「若いオストメイト交流会」を開催したいと思いますので、その時は積極的に交流して話題や情報を共有されては如何でしょう。