お知らせ内容

実施年月日 2015年12月05日 
地域懇談会(体験談発表と体験交流会)を守山市で開催

守山市の守山駅前コミュニティーセンター 第二ホールにて12月5日の午後、地域懇談会を開催しました。
この地域懇談会では、草津市在住の75歳男性ウロストメイトから体験談を発表して頂きました。毎年人間ドックで健康管理するも、5年前に膀胱がんが見つかり検査の結果、がんは膀胱壁の筋層まで達しており、グレードはG3であり根治的膀胱全摘出術を受けられました。尿道は転移しやすいため会陰部から尿道も摘出しました。そして尿管皮膚瘻を造設しオストメイトとなられました。その後、会社に復帰しますが草津から大阪までの通勤で、各駅でのトイレの場所を確認したり、座席に座ると切開跡が痛むため車内では立ちっぱなしだったりと御苦労は多かったようです。しかし趣味だったゴルフを再開、海外旅行も行かれ本当に前向きに、そして積極的に取り組まれ人生を謳歌されている様子が伝わってきました。日本オストミー協会にも入り、最初は会報誌を読むだけだったのが、会報誌の発送作業にも携わって頂いています。発送作業の集まりでは気兼ねなく、また明るく会話が進んでいるので楽しくできるとの事。また73歳でびわ湖検定1級に挑戦・合格したとの事。会場に来られた皆さんは本当に元気を頂いたようです。
体験談発表の後は参加者全員での交流会となり、アドバイザーとして来て頂いた滋賀県立成人病センター皮膚・排泄認定看護師の原田美紀先生への質問や参加者同士での情報交換も活発に行われました。