お知らせ内容

実施年月日 2016年11月19日 
H28年度 第2回目のオストメイト勉強会を草津市で開催

 本年度初の試みとして「オストメイト学習会」を7月16日(土)に長浜市で開催しましたが、第2回目として草津市の障害者福祉センターで開催しました。今回の学習会では「行政出前講座」として草津市役所の健康福祉部・長寿いきがい課の小林淳子氏、また障害福祉課の竹脇  氏と山本甲奈恵氏、さらに私達オストメイトに係るアドバイスを頂くために県立成人病センターの皮膚・排泄ケア認定看護師 原田美紀先生にもアドバイザーとしてお越し頂きました。
 学習会では『1.地域包括支援センターについて、2.オストメイトの災害対策』について説明を頂きました。
 地域包括支援センターでは在宅の高齢者やその家族に対して、社会福祉士・保健師・主任ケアマネージャーという3職種を置いて総合的な相談に応じています。草津市では中学校区で区割りして6ヶ所の地域包括支援センターを設置しています。高齢者の総合相談窓口として健康、福祉、介護、医療、生活などまずは何でも相談して下さいとの事。さらに虐待問題、消費者トラブル、成年後見制度など「権利擁護業務」も行っています。
 オストメイトの災害対策については平成28年3月に締結した、草津市とストーマ装具販売店との「災害時に於けるストーマ装具などの調達に関する協定」について紹介頂くと共に、草津市内の避難所施設38施設と広域避難所32施設における多機能トイレ、オストメイト対応トイレの準備状況の紹介がありました。
 一方、皮膚・排泄ケア認定看護師 原田美紀先生からは災害に備えたストーマ装具類の個人備蓄や備蓄場所、また仲間や友人、オストミー協会に入会するなど横のつながりを持っておくことも重要と説明されましたが、私達一人一人が自助の努力を忘れてはいけない事もまた認識しました。