お知らせ内容

実施年月日 2017年7月15日 
H29年度 第1回目のオストメイト勉強会を彦根市で開催

 昨年度から始めた「オストメイト学習会」を7月15日(土)に彦根市彦根勤労福祉会館3階会議室で8名の方の参加を得て開催しました。今回の学習会では「行政出前講座」として彦根市役所の医療福祉推進課の課長補佐 益田亜紀氏、また障害福祉課の田中氏と、さらに私達オストメイトに係るアドバイスを頂くために国立病院機構 東近江総合医療センターの皮膚・排泄ケア認定看護師 続宗敬子先生にもアドバイザーとしてお越し頂きました。
 学習会では『1.地域包括支援センターについて、2.オストメイトに係る制度と災害対策の現状』について説明を頂きました。
 彦根市における高齢化社会の進展と認知症患者の現状、胴上げ型社会から騎馬戦型、そして将来は肩車型社会という厳しい現実が待ち受けていますが、そんな中でも住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられるよう地域包括ケアシステムの構築を進めていることの説明。また支え合いによる地域包括ケアシステムの構築についても説明がありました。更に平成18年に創設された地域支援事業に係る内容にも触れて頂きました。彦根市では一般介護予防事業として金亀体操というご当地体操を普及させています。平成29年3月現在で84グループが活動中だそうです。
 アドバイザー講演では『オストメイトに必要な災害対策』として、実際に被災地で困った事などを踏まえて、緊急避難持ち出し装具、携帯メモの作成、緊急連絡用メモの内容、便利グッズや心がけておきたい事、などを具体的に教えて頂きました。