お知らせ内容

実施年月日 2017年12月19日 
体験交流会とアドバイザー講演を長浜市で開催

 今回のオストメイト体験交流会は休日にもかかわらず長浜市役所の多目的ルームをお借りして開催しました。体験談をお話し頂いたのは大学に通われる男性で、13歳で潰瘍性大腸炎と診断され17歳で手術をされました。中学・高校時代とも病気のため十分な勉強ができなかったと、猛勉強に励み大学にも入学し、今では大学で障害者に対する支援学生として活動したり、日本オストミー協会での“若いオストメイト交流会”にも参加し、社会参画を積極的に進めています。このような体験談を聞くに付け、内部障害者に対する世間の理解がもともっと進んで行かなくてはなりません。
 またアドバイザーとして長浜赤十字病院の皮膚・排泄ケア認定看護師の大音博美先生、中川祐子先生に「ストーマ装具交換 基本を振り返ろう」と言うテーマで、我流になりがちな装具交換についてアドバイス頂きました。特に、おこりやすいそれぞれの皮膚障害について原因と対策をしっかりと教えて頂きました。オストメイトに対する理解の仕方は人種差もあるようですが、まだまだ国内では社会からの理解は進んでいないのが現状のようです。さらに内部障害者への理解が進んで欲しいものです。