お知らせ内容

実施年月日  
昨年に続き滋賀県で5回目の「若いオストメイトの集い」を開催

 滋賀県では5回目となる、若いオストメイト同士の交流会を9月8日(土)の午後1時半から、草津市の市民交流プラザ(JR南草津駅前)5階 中会議室にて開催しました。当初この交流会は「ブーケ 若い女性オストメイトの会」のご協力を得て開催に至ったもので、今回は大阪府支部などのご協力を頂いて開催し15名の参加者がありました。
 交流会は、大阪府支部長の司会で始まりました。最初に滋賀県支部の北川支部長から、高齢者・若者を問わず役に立つことを、との考えで開催させて頂いているとの挨拶がありました。
 パート1の体験談発表では、京都市在住の男性(大学生)から、潰瘍性大腸炎でストーマを造設され大変な経験をされたことを発表されました。診断されたのは13歳の時、そして17歳で手術をされました。手術による重度の合併症や、ストーマを閉じることが出来ないかセカンドオピニオンも受けたが、18歳で「人工肛門で生活していこう」と決心し、その後他の若いオストメイトさんとの交流、更には勉強をして大検、大学に合格したこと、など本当に大変な経験を話されました。
 パート2では平井詠子 皮膚・排泄ケア認定看護師/特定行為看護師(草津総合病院)による若いオストメイトに有用な情報提供が行われました。お話は「服装の工夫」、「旅行の工夫」、そして「お肌のケア」、特に色素沈着について分かりやすくお話し頂きました。
パート3では若いオストメイトの方々によるグループトーク/交流会が行われました。まず自己紹介を行いましたが、自分の思いを話したいという方も多いと感じました。話題となったのは、通勤時の困りごと、職場でのストーマ装具交換の経験や障害年金の話題など身近な情報の交換をされていました。皆さん仲間と話をしたい、新しい人にも是非参加して欲しいと言った意見が本当の気持ちのようです。滋賀県内からはがん治療によってオストメイトになられた若い世代も参加してくれました。
若くしてオストメイトとなられた方!! ここには同じ仲間がいます。なんでも話し合える仲間が沢山います。皆さん!特に滋賀県内の皆さん!是非仲間と交流しませんか?