お知らせ内容

実施年月日 2019年9月7日 
滋賀県で6回目の「若いオストメイトの集い」を開催

 滋賀県では6回目となる、若いオストメイト同士の交流会を9月7日(土)の午後1時半から、草津市の市民交流プラザ(JR南草津駅前)5階 中会議室にて開催しました。今回も大阪府支部などのご協力を頂いて開催し11名の参加者がありました。滋賀県内からは3名の方が、また富山そして鳥取からも中国地方での開催も視野に参加されました。今回、参加頂いた方の多くは大阪から来て頂きました。
 交流会は、大阪府支部の方に司会をお願いしました。最初に滋賀県支部長から、高齢者・若者を問わず役に立つことを、との考えで開催させて頂いているとの挨拶がありました。
 パート1(体験談発表)大阪在住の男性(現在46歳)から、クローン病でストーマを造設され大変な経験をされたことを発表されました。生後半年で大腸炎となり大きな手術をされましたが、その後順調に成長され専門学校も卒業されパン屋さんに就職されました。そして盲腸で緊急手術されましたが、後日連絡があり詳細な検査をされてクローン病が発見されました。さらに33歳で腸からの大出血が有り手術、生活・療養への大きな不安を抱えていましたがストーマ歴8年目の人から「ストーマあっても普通に生活できる」と教えて頂き、
人とのコミュニケーションが好きなので老人ホームでボランティアもし、その後登山に目覚め、ついに富士山登頂まで成し遂げられました。現在、大阪で義肢装具、生活サポート会社に勤務されています。
 パート2(アドバイス講演)平井詠子 皮膚・排泄ケア認定看護師/特定行為看護師(草津総合病院)による若いオストメイトに有用な情報提供が行われました。お話は「ストーマとうまく付き合うために」と題して、「赤みやテカリなど肌の変化」「固定テープについて」「潤滑剤について」「通勤・通学・旅行や飲み会での工夫」「性機能障害の現状」などについて分りやすくお話し頂きました。
パート3(グループトーク/交流会)まず自己紹介を行いました。大阪府支部の支部長も参加されていましたが、皆さんお互いに疑問点を投げかけ、参考になる体験や情報を語り、貴重な情報交換の場となりました。平井詠子看護師さんも種々アドバイス頂きました。
 滋賀県内からは、がんやIBDの治療によってオストメイトになられた若い世代も参加してくれました。
若くしてオストメイトとなられた方!! ここには同じ仲間がいます。なんでも話し合える仲間が沢山います。皆さん!特に滋賀県内の皆さん!是非仲間と交流しませんか?