お知らせ内容

実施年月日  
女性の集い(草津市)を開催

同憂の女性同士が体験談を通じて懇談・交流を図る「女性の集い」は、会員14名、ご家族1名の参加を得て開催されました。今回は奈良県支部の西尾セツ様に体験談をお話し頂いた後、兵庫先生に適宜アドバイスを頂きながら、参加者からの体験談発表や相談、意見交換などを活発に進めて、充実した時間を共有できたものと思います。
 まず谷口支部長から、?4月1日から新公益法人に移行したこと、?東日本大震災におけるJOAのオストメイト支援について、?滋賀県における危機管理上の現状と予想される今後の対応、?義援金への協力のお願いなどの後、奈良県支部の西尾セツ様から体験談を拝聴しました。
西尾様の体験談をお聞きした後、兵庫WOCナースを講師として出席者全員で相談・懇談を実施しました。
 以下に懇談会での発言を列記します。会員参加者の
発言は○、兵庫先生からのアドバイスは◇で示します。
○甘えん坊であった。病気を機会に生きなければと強く
なった。
○上記と似たような思いで生きている。21年前ウロス
トメイトになったが、生きやすいように生きてきた。しぶといのかな?
○24年前に発病して入院。その後、1年間自宅に引きこもった経験がある。仲の良い10人の女性仲間が家に来て、家から出るように強制されていい方向になった。仲間の一人が乳がんになったが一緒に旅行にも行けるようになった。元年になって滋賀県にもオストミー協会ができて入会しました。結局2年掛って普通の生活が送れるようになりました。
◇治癒していくときにくっついてしまう。みんな腸閉塞が起こる可能性が高い。
○生きて行きたくないほどしんどい時期があり、大腸がんが見つかった。卵巣にも転移し化学療法も受けたが、ストーマを取って腸を繋ぎ戻せた。
◇富士フィルムから保湿剤が出た。人工透析学会で紹介されたものでカタログを持って来ました。テープがしっかり貼れるらしい。
○潰瘍性大腸ポリポーシスで大腸を切除、直腸を残したががんができた。2年前に手術しオストメイトになった。小腸の途中からストーマとして出す。その先の小腸から粘液が出る。日々の生活に参ってしまう。
○上記発言に対して、潰瘍性大腸炎で大腸全摘してイレオストーマを付けた。肺梗塞にも。そして具体的なパウチの種類や装着の仕方を紹介しヒントをあげられた様子。
◇世に同じストーマはなく1人1人全部違う。大きさ、形、向き、体型などバラバラなので認定看護師と実際に装具を見ながら相談して決めていく事は非常に大切です。

会場風景