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実施年月日 2023年04月01日 
新宿区がストーマ装具支援給付基準額を増額 月13,000円に

新宿区がストーマ装具支援給付基準額を増額 月13,000円に
本年4月から人工肛門・人工膀胱保有者とも月13,000円に引き上げ


新宿区は今年(2023年)4月からストーマ装具支援給付基準額を人工肛門・人工膀胱保有者とも月13,000円に増額しました。
東京支部では、昨年(2022年)8月に、長年東京都23区の大半で据え置きとなっている装具支援給付金の基準額を、人工肛門・人工膀胱保有者ともに引き上げるよう、一昨年(2021年)に引き続き、23区全ての区長宛に要望しました。
現在の所、増額が実現したのは新宿区のみですが支部活動の1つの成果と思います。
ストーマ装具支援給付某準額は長年見直しが行われていらず7年前の調査ではオストメイト平均で月3,364円給付金では不足、2年前の調査では月3,920円不足しているという結果が出ています。
更に昨年から今年にかけて大半のストーマ装具メーカーが装具関連用品を値上げしており、オストメイトの装具自己負担額の増加は益々深刻になっています。
このため東京支部では装具支援給付金の基準額(今までは人工肛門の方は月8,858円、人工膀胱の方は11,639円程度)を共に月13,000円に増額することを23区の区長に要望しました(要望書作成等にコロプラスト社の支援を得ました)。
東京都の福祉保健局や都議会の各会派(自民、都民ファースト、公明、共産、立憲民主)にも同様な要望を行っており、世田谷区では上川あや区議の支援を得て増額を要望しています。
今後、新宿区以外の22区でも増額が実現していくよう、区や都に対する働きかけを更に積極的に行わなければならないと考えています。

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