お知らせ内容

実施年月日 2024-04-01 
港区、足立区など各区がストーマ装具給付基準額を増額

港区、足立区など各区がストーマ装具給付基準額を増額
注:金額などの誤記を訂正しました。(2024/04/17)


昨年度の新宿区、世田谷区に引き続き、今年度は港区、足立区など6区がストーマ装具給付基準額の増額を決定しました。
東京支部では、東京都23区の大半で長年据え置きとなっている装具給付金の基準額を、人工肛門・人工膀胱保有者ともに引き上げるよう、2021年より毎年、23区全ての区長宛に要望しています。
本年度から港区、足立区など新たに6つの区(把握している区のみ)が増額を決定しました。
基準額を変更した区(2021年度以後)は以下の通りです。

区名        変更前 変更後 増額 運用開始
新宿区 消化器系 8,858 13,000 4,142 2023/04
    泌尿器系 11,639 13,000 1,361
世田谷区 消化器系 8,858 9,010 152 2023/10
   泌尿器系 11,639 11,840 201
足立区 消化器系 8,858 10,000 1,142 2024/04
   泌尿器系 11,639 13,000 1,361
港区  消化器系 8,858 13,000 4,142 2024/04
   泌尿器系 11,639 15,000 3,361
千代田区 消化器系 8,858 12,000 3,142 2024/04
   泌尿器系 11,639 15,000 3,361
台東区 消化器系 8,858 9,300 442 2024/04
   泌尿器系 11,639 12,220 581
杉並区 消化器系 8,858 11,250 2,392 2024/08
   泌尿器系 11,639 12,250 611
江戸川区 消化器系 8,600 9,460 860 2024/10
   泌尿器系 11,300 12,430 1,130
注:いずれも月間の給付基準額。単位 円。

ストーマ装具給付某準額は長年見直しが行われていらず8年前の調査ではオストメイト平均で月3,364円給付金では不足、3年前の調査では月3,920円不足しているという結果が出ています。
更に一昨年から大半のストーマ装具メーカーが装具関連用品を値上げしており、オストメイトの装具自己負担額の増加は益々深刻になっています。
このため東京支部では装具給付金の基準額(今までは人工肛門の方は月8,858円、人工膀胱の方は11,639円程度)を共に月13,000円に増額することを23区の区長に要望しましています(要望書作成等にコロプラスト社の支援を得ました)。