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| 実施年月日 2026年06月28日 |
6月28日 イレオストミー講習会(東京都社会適応訓練事業)の報告 |
| 6月28日 イレオストミー講習会(東京都社会適応訓練事業)の報告 |
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6月28日(日)の午後、中野区社会福祉会館(スマイルなかの)にて日本オストミー協会東京支部・三多摩支部共催のオストメイト講習会「イレオストミー講習会(東京都社会適応訓練事業)」が開催されました。 今回の講師は間遠医院の間遠一成医師と立川相互病院の細井早霧WOCN(皮膚・排泄ケア認定看護師)です。 最初に両支部の支部長の挨拶があった後、間遠一成先生のお話がありました。 間遠一成先生はイレオストミー(回腸ストーマ)の動向やや新しい技術などについて話して下さいました。 印象に残った内容は次の通りです。 (1)イレオストミーの方はコロストミー(結腸ストーマ保有者)に比べると少数であるが最近は増えていて、ストーマ造成手術の半数近くを占めている。 (2)増加の理由は、主に(a)肛門温存手術時が増えているが、その際に造る一時的なストーマとして回腸ストーマを造ることが多くなっている、(b)潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患が増えており、治療法として、大腸を全摘してイレオストミーにする手術が増えている、の2つです。 (a)で造る一時的なストーマは、結腸ストーマで造る方法もあるが、回腸ストーマの方が造り易いので増えている。(回腸ストーマは便が液状なので管理しにくいが、一時的なのでOKという理由。但し一時的なストーマの4分1は閉鎖できず永久ストーマになるので問題もある)。 (3)肛門温存手術は頻便・便失禁・排便困難などの低位前方切除症候が出ることもあり、必ずしも良いとは言えない。術後のQOL (生活の質)は永久ストーマと余り変わらない。 (4)新技術として、折り畳みバッグ、チタンなどによるふた付ストーマ装具、センサー付き装具などが研究開発されている。 (5)ストーマに対する意識が変化しているのか、デコパウチ、カラフルパウチカバー、オストメイトモデルなどが現れている。 間遠先生のお話に対し多くの質問があり、間遠先生は丁寧に答えて下さいました。 コンパテック・ジャパンの方の製品紹介の後、休憩に入りました。休憩時間にはコンパテック・ジャパンで製品の紹介を受ける方もいました。 再開後、立川相互病院の皮膚・排泄ケア認定看護師 細井早霧先生のお話がありました。 細川先生は○×クイズ形式でストーマケアなどについて、大変わかりやすく話して下さいました。 主な内容は以下の通りです。 (1)皮膚となかよく ・皮膚にはバリア機能があります。バリア機能を守るために、 装具は剥離剤を使ってやさしく剥がしましょう。 ・洗浄時は擦らず優しく洗いましょう。 ・イレオストミーの方は皮膚トラブルを起こしやすいため早めにケアすることが大切。 (2)ストーマと仲よく ・体重や体型が変わったら、ストーマサイズを測定しましょう。 ・シワやくぼみができたらストーマ装具やアクセサリーを見直そう・ ・傍ストーマヘルニアは放置せずまずは外来で相談しましょう。 ・無理な腹圧をかけず、健康維持のためマイペースに運動を心がけましょう。 ・自分にベストな交換周期を守りましょう。 (3)ストーマ装具と仲よく ・ストーマ装具は皮膚を乾かして装具を装着しましょう ・ストーマ装具などは適切に保存して劣化を防ぎましょう ・装具備蓄など災害時に慌てないように備えましょう。 (4)食事 食べてはいけない食材は基本的にはありませんが以下に気をつけて下さい。 ・十分な水分と塩分の補給。コーヒー、アルコールは脱水に注意。 ・フードブロッケージの予防。食物繊維が多い食材はよく噛んで食べる。 ・排泄物の「におい」と「ガス」のコントロール 細井先生のお話にも多くの質問がありましたが、先生は分かりやすく答えて下さいました。 今回も大変充実した講習会になったかと思います。 |
会場
両先生
間遠一成先生